一則:(日文小故事),后面還有中文大意了:)~
照 片
ある丑い――と言っては失禮だが、彼はこの丑さゆえ詩人になんぞなったのに違いない。その詩人が私に言った。
仆は寫真が嫌いでね、滅多に與えそうとは思わない。四五年前に戀人と婚約記念に取ったきりだ。仆には大切な戀人なんだ。だって一生のうちにもう一度そんな女ができるという自信はないからね。今ではその寫真が仆の一つの美しい思い出なんだよ。
ところが去年、ある雑志が仆の寫真を出したいと言ってきた。戀人とその姉と三人で寫した寫真から仆だけを切抜いて雑志社に送った。最近また、ある新聞が仆の寫真を貰いにきた。仆はちょっと考えたんだよ、しかしとうとうのを、戀人と二人で寫したのを半分に切って記者に渡した。必ず返してくれるように念を押しておいたんだが、どうも返してくれないらしい。まあ、それはいいさ。
それはいいとしても、しかしだね、半分の寫真、戀人一人になった寫真を見て仆は実に意外だった。これがあの娘か。――ことわっておくが、その寫真の戀人は本當(dāng)に、可愛くって、美しいんだよ。だって彼女はその時十七なんだ。そして戀をしている。ところガだ、仆と切離れされて仆の手に殘った彼女一人の寫真を見ると、なあんだ、こんなつまらない娘だったのかと言う気がした。今の今ではあんなに美しく見えていた寫真ガだよ。-―永年の夢が一時にしらじらと覚めてしまった。仆の大切な寶物がこわれてしまったんだ。
してみると、――と、詩人は一段と聲を落とした。
新聞に出た仆の寫真を見れば、矢張り彼女もきっと思うだろう。たとえ一時でも、こんな男に戀をした自分が自分で悔しい、とね。――これで、みんなおしまいだ。
しかしもし、と仆は考える。二人で寫した寫真がそのまま、二人が并んで新聞に出たとしたら、彼女はどこから仆のところに飛んで帰って來らしいだろうか。ああ、あの人はこんなにー―と、いいながら。
中譯文
一位其貌不揚的詩人,——這么說似乎有些不恭,但我想他一定是因為有些其貌不揚才當(dāng)上詩人的,這位詩人對我說:
“我特討厭拍照,平時很少拍,最后一次是四、五年前和戀人拍的訂婚照。我非常喜歡她,我想我這一輩子再也難以找到像她那樣的好姑娘?,F(xiàn)在這張照片已成了我的一個美好回憶。
“但是去年,一家雜志說要刊登我的照片,我就把從以前和戀人及她姐姐一起拍的三人照中,剪下我的那部分寄給了雜志社。最近,又有一家報紙來要我的照片,我猶豫了一番,最終還是將和戀人拍的那張訂婚照剪下了一半,交給了記者。雖然我叮囑再三,讓他們用完之后一定要還給我,但一直是有去無回。唉,這也沒辦法。”
“這暫且不論,但當(dāng)我看著剩下的另一半戀人的照片時,竟有一個意外的發(fā)現(xiàn):難道這就是那個姑娘?——我想強調(diào)一下,那張照片中的臉真是既可愛又美麗,當(dāng)時她才十七歲,又沉醉在熱戀之中??墒牵糸_后手中剩下的她一個人的照片,我突然覺得,怎么?她怎么這樣普普通通呢?而迄今而止,我一直都以為照片上的她是美麗無比的!——多年的美夢瞬間蘇醒,珍貴的記憶徹底破滅。”
“如此說來”——詩人壓低了聲音。
“要是看到登在報上我的照片,她也一定會深有同感,她會后悔怎么會和這種男人談過戀愛,雖說只有短暫的一段日子。 ——這下可算是徹底了結(jié)了?!?/p>
“不過,我想,要是我倆的合影一同登在報紙上,我想她一定會回到我身邊的。她會說,他怎么這么——。”
蟹のしょうばい 蟹がいろいろ考えたあげく、とこやをはじめました。
蟹の考えとしてはおおできでありました。 ところで、蟹は、「とこやというしょうばいは、たいへんひまなものだな。
」 とおもいました。と申しますのは、ひとりもお客さんがこないからであります。
そこで、蟹のことやさんは、はさみをもってうみっぱたたやっていきました。そこにはたこがひるねをしていました。
「もしもし、たこさん?!?と蟹はよびかけました。
たこはめをさまして、「なんだ?!?といいました。
「とこやですが、ごようはありませんか?!?「よくごらんよ。
わたしの頭に毛があるかどうか?!?蟹はたこの頭をよくみました。
なるほど毛はひとすじもなく、つるんこでありました。いくら蟹がじょうずなことやでも、毛のない頭をかることはできません。
蟹は、そこで、山へやっていきました。山にはたぬきがひるねをしていました。
「もしもし、たぬきさん?!?たぬきはめをさまして、「なんだ。
」 といいました。 「とこやですがごようはありませんか。
」 たねきは、いたずらがすきなけものですから、よくないことを考えました。 「よろしい、かってもろおう。
ことろで、ひとつやくそくしてくれなきゃいけない。というのは、わたしのあとで、わたしのお父さんの毛もかってもらいたいのさ。
」 「へい、おやすいことです?!?そこで、蟹のうでをふるうときがきました。
ちょっきん、ちょっきん、ちょっきん。 ところが、蟹というものは、あまり大きなものではありません。
蟹とくらべたら、たぬきはとんでもなく大きなものであります。その上たぬきというものは、からだじゅうがけむくじゃらであります。
ですから仕事はなかなかはかどりません。蟹は口から泡をふいていっしょうけんめいはさみをつかいました。
そして三日かかって、やっとのこと仕事はおわりました。 「じゃ、やくそくだから、わたしのお父さんの毛もかってくれたまえ。
」 「お父さんよいうのは、どのくらい大きなかたですか。」 「あの山くらいあるかね。
」 蟹はめんくらいました。そんなに大きくては、とてもじぶんひとりでは、まにあわぬと思いました。
そこで蟹は、じぶんの子おもたちをみなとこやにしました。こどもばかりか、まごもひこも、うまれてくる蟹はみなとこやにしました。
それでわたくしたちが道ばたにみうける、ほんに小さな蟹でさえも、ちゃんとはさみをっています。 譯文 螃蟹的買賣 螃蟹想了很久,終於做起理發(fā)師的生意。
以螃蟹的思考來說,這已經(jīng)是很棒的想法了。 但是螃蟹覺得: 「理發(fā)師的生意,真是很閑的工作啊。
」 會這麼說,是因為都沒有客人上門。 於是理發(fā)師螃蟹帶著剪刀去海邊。
那里有一只章魚正在午睡。 「哈羅哈羅,章魚先生。
」 螃蟹叫他。 章魚張開了眼睛,說: 「干嘛!」 「我是理發(fā)師,您有什麼需要我服務(wù)嗎?」 「你仔細看看!我的頭上有毛嗎?」 螃蟹仔細地看了看章魚的頭。
原來如此,一根毛發(fā)也沒有,光溜溜地。不管螃蟹是多麼高明的理發(fā)師,也無法剃沒有頭發(fā)的頭。
於是螃蟹到山里去。山里有一只貍貓正在午睡。
「哈羅哈羅,貍貓先生。」 貍貓張開了眼睛,說: 「干嘛!」 「我是理發(fā)師,您有什麼需要我服務(wù)的嗎?」 貍貓是一種喜歡惡作劇的動物,於是起了個不好的念頭。
「好吧!就請你剪羅。不過,你必須答應(yīng)我一件事。
就是啊,剪完我的之后,也想請你剪我爸爸的頭發(fā)?!?「喔,那很簡單啊。
」 螃蟹大展身手的時候到了。 喀嚓、喀嚓、喀嚓。
螃蟹并不是體型很大的動物,跟螃蟹比起來,貍貓卻是不得不得了的動物。再加上貍貓這種動物,全身上下都是濃密的毛,所以工作一直無法順利進行。
螃蟹嘴里吐著泡沫,拼命揮動著剪刀?;巳斓臅r間,終於把工作結(jié)束了。
「那麼,你答應(yīng)過我的,也要剪我爸爸的頭發(fā)?!?「您父親體型多大呢?」 「大概有那座山那麼大吧。
」 螃蟹嚇了一大跳。心想,那麼大的話,實在不是自己一個人可以應(yīng)付得來的。
因此螃蟹讓自己的小孩都成了理發(fā)師。不只是小孩,孫子和曾孫子,所有未來將出生的螃蟹也全都成了理發(fā)師。
因此,就連我們在路邊看到的很小很小的螃蟹,也都隨身帶著剪刀了。
獅子和老鼠 野原でライオンが気持ちよく晝(ひる)寢(ね)をしていました。
すると、いきなり、一匹の鼠がライオンの體をかけ上がりました。「うるさいぞ、ちびめ。
」ライオンは目を開けると、あっという間(ま)に、太い前足(まえあし)で鼠を押さえつけました?!笟莩证沥瑜瘯儗嫞à窑毪停─颏筏皮い郡韦?。
」ライオンは不(ふ)機(き)嫌(げん)そうに言いました?!袱铯筏蚱黏长筏郡肖膜?。
お前を食ってやる?!?すると、鼠は、「どうぞお許(ゆる)しください。
」と手を合わせました。「私を食べても、お腹(なか)の足(た)しになりません。
もし命を助(たす)けてくださったなら、いつかご恩返(おんがえ)しをします?!?すると、ライオンは、「わっはっはっはっは。
」と笑いました。 「お前に恩返しなどできるがない。
でも、その気持ちに免じて、今度だけは許してやろう?!攻楗ぅ螭稀ⅳ饯ρ预盲剖螭蚍牛à悉剩─筏皮浃辘蓼筏?。
しばらくして、ライオンはちょっと油(ゆ)斷(だん)した隙(すき)に、狩人(かりうど)に捕(つか)まってしまいました。そして、縄(なわ)で木に縛(しば)り付(つ)けられてしまったのです。
「これは、困ったことになったぞ。わしは殺されてしまうのだろうか。
そうでなかったら、遠くに売られてしまうかもしれないぞ。」ライオンは、悲しい聲で吠(ほ)えました。
すると、いつかの鼠がやってきたのです。「ライオンさん、少しの辛(しん)抱(ぼう)ですよ。
」鼠は、そう言うと、ライオンを縛(しば)っていた縄を次々と噛(か)み切(き)っていきました。ライオンの縄が、全部(ぜんぶ)切れた時、鼠は言いました。
「いつか、ご恩返しをしますと言ったとき、あなたは笑いましたね。でも、どんな小さいものでも、ご恩返しができるのです。
それがおわかりになりましたか?!?- - - - 生詞 かけあがる 往上跑,跑到…上 ちび 矮子,侏儒(貶人的說法);小鬼,小家伙(愛稱) あっという間(あっというま) 瞬間,剎那 不機嫌(ふきげん) 不高興,不開心 罰(ばつ) 懲罰,處罰 足し(たし) 幫助,補貼 恩返し(おんがえし) 報恩 免ずる(めんずる) 看在…分上;看…的情面 油斷(ゆだん) 疏忽大意 かもしれない 可能…,也許… 辛抱(しんぼう) 忍受,忍耐 語法注釋 1.すると、鼠は、「どうぞお許しください。
」と手を合わせました。/于是,老鼠雙手合十虔誠地說:“請您寬?。ǚ胚^)我吧?!?/p>
接續(xù)詞“すると”,表示兩種意思,一是后項事情的發(fā)生緊跟著前項。意為“于是,于是乎?!?/p>
二是作為前項事情當(dāng)然的結(jié)果而導(dǎo)出后項。意為“那,那么,這么說”。
△ 私が歌った。すると妹も歌いだした。
/我唱了個歌,于是妹妹也唱了起來。 △ すると、あなたは一人っ子なんだね。
/那么說來,你是個獨生子啊! 2.そして、縄で木に縛り付けられてしまったのです。/于是,用繩索將其捆綁在了樹上。
接續(xù)詞“そして”表示兩種意思。 (1)表示累加,意為“而,又,而且”。
△ 今日は楽しくそして有意義な一日でした。/今天是愉快而又有意義的一天。
△ 文學(xué)?歴史そして教育と幅広く活躍している/活躍在文學(xué)、歷史和教育各個領(lǐng)域。 (2)表示前項事情發(fā)生后,接著發(fā)生了后項事情。
△ 私の家へ3時ごろ友達が游びに來て、そして6時ごろ帰った/我的朋友三點左右到我家來玩,(然后)六點左右回去了。 △ あたりが暗くなった。
そして大粒の雨が降り始めた/周圍暗下來了,然后開始下起了大滴的雨點。 - - - 譯文: 一頭獅子正在野地上美美地睡午覺。
這時,一只老鼠跑到了獅子的身上?!坝憛挼男|西!”獅子睜開眼,粗壯的前爪一下子就抓住了老鼠。
“誰讓你打擾我午睡的!”獅子不高興地說,“我要吃掉你,作為你吵醒我的懲罰?!?于是老鼠趕緊雙手合十懇求說:“饒了我吧,吃了我也不能填飽你的肚子,如果饒我一命的話,總有一天我會報答你的。”
獅子聽了哈哈大笑?!澳愀緵]有可能報恩,不過看你有這個心,這次就饒了你?!?/p>
獅子說完放了老鼠。 不久,獅子一不留神,被獵人抓住了。
它被用繩子綁在了一棵大樹上?!斑@次完了!我可能被殺掉,或者被賣到很遠的地方去?!?/p>
獅子傷心地吼了起來。 這時那只老鼠來了。
“獅子,稍微忍一下”,老鼠說著開始一根根地咬綁著獅子的繩子。 當(dāng)所有的繩子都被咬斷的時候,老鼠說:“當(dāng)初我說總有一天我會報恩時,你還嘲笑我呢。
但是,無論多小的東西都能夠報恩。你相信了吧”。
キツネとハリネズミ
ギリシャのエーゲ海の島のサモスで、一人の政治家が死刑を言い渡された時に、イソップがその命を助けようとして、こういう話をしました。
「キツネが川を渡ろうとする時に、流されて崖の巖の間にはさまりました。
そこから出る事が出來ず、長い間苦しんでいますと、ダニがたくさんたかりました。
そこへやって來たハリネズミが、それを見て気の毒に思い、ダニを取ってあげようかと言いますと、キツネは取らずにおいてもらいたいと言いました。
ハリネズミがどうしてかと聞きますと、
『こいつらは、わたしの血を、もうたくさん飲んだから、后は大して吸わないが、こいつらを取ってしまうと、お腹の空いた別のダニが來て、殘りの血を飲んでしまうだろう』
と、言いました」
それからイソップは、言葉を続けて言いました。
「ところで諸君。
この政治家は、この先、もう害を加えません。
なぜなら、金持ちになっているからです。
ところが、諸君がこの人を殺せば、他の貧乏な奴がやって來て、諸君の國のお金をこっそり使ってしまいます」
イソップの話しに感心した人たちは、その政治家を許してやる事にしました。
権力を持った人は、まず自分の為に働き、自分が充分力を付けた后で、人の為に働く事を、このお話しは教えています。
我還有mp3錄音呢
1、旅(たび)
「千里(せんり)の旅(たび)、萬巻(まんがん)の書(しょ)」という中國(ちゅうごく)のことばがある。その意味(いみ)はいろいろ解釈(かいしゃく)できるが、私(わたし)は自分(じぶん)でかってにこう解釈(かいしゃく)している。
——千里(せんり)の旅(たび)をすることは、萬巻(まんがん)の書物(しょもつ)を読破(どくは)するにひとしい。
千里(せんり)の旅(たび)、萬巻(まんがん)の書(しょ)——旅(たび)とはいろいろ考(かんが)えられよう。しかし私(わたし)は、旅(たび)とは、さまざまな國(くに)で自分(じぶん)を発見(はっけん)することと、后悔(こうかい)の向(む)こうに希望(きぼう)を見(み)だすこと、そして人間(にんげん)の世界(せかい)はかくも広(ひろ)く、かくも多様(たよう)で、かくも豊(ゆた)かなのだということを?qū)g感(じっかん)することだと思(おも)う。
だからこそ、千里の旅は萬巻の書に値するのである。
2、昨日(きのう)の自分(じぶん)と比(くら)べて
誰(だれ)にとっても、大切(たいせつ)なのは昨日(きのう)の自分(じぶん)と比(くら)べること。昨日(きのう)より今日(きのう)が幸(しあわ)せということが一番大切(いちばんたいせつ)だ。ところが、結(jié)構(gòu)(けっこう)みんなが忘(あす)れてしまっていること。「幸(しあわ)せ」になるために勉強(べんきょう)したり、仕事(しごと)したりしているはずなのに、幸(しあわ)せに生(い)きていくことを忘(わす)れて流(なが)されてしまったりしている。
「幸(しあわ)せ」とは、心(こころ)の充実(じゅうじつ)である。ただ人(ひと)によって幸(しあわ)せは違(ちが)う。スポーツをしていたら、幸(しあわ)せな人もいれば、研究室(けんきゅうしつ)で研究(けんきゅう)しているのが幸(しあわ)せな人(ひと)もいるし、家族(かぞく)といるのが幸(しあわ)せな人もいる。自分(じぶん)が幸(しあわ)せだからこそ心(こころ)も充実(じゅうじつ)して人(ひと)の幸(しあわ)せも愿(ねが)える。
自分(じぶん)で幸(しあわ)せでないのに、本気(ほんき)で人(ひと)の幸(しあわ)せなんか愿(ねが)えない。大切(たいせつ)なのは、どうやってより幸(しあわ)せで充実(じゅうじつ)した時間(じかん)をたくさん持(も)つことができるかどうかである。人生(じんせい)は一回(いっかい)だけだ。昨日(きのう)の自分(じぶん)と比べて、毎日(まいにち)を自分(じぶん)にとって最高(さいこう)の日(ひ)にしようとすることが大切(たいせつ)だ。
3、結(jié)婚相手(けっこんあいて)
奇跡(きせき)の扉(とびら)をあける鍵(かぎ)は、だけの手(て)にも握(にぎ)られている。ただ、それに気(き)づく人はほんのわずかしかいない。運命(うんめい)を変(か)えるほどの大(おお)きな奇跡(きせき)は、早々(そうそう)とない。変(か)えたいと思(おも)う小(ちい)さいな一方(いっぽう)を重(かさ)ねることで、いつの日(ひ)か奇跡(きせき)の扉(とびら)は開(ひら)く。
彼女(かのじょ)と小學(xué)校(しょうがっこう)の時(とき)に初(はじ)めて出會(であ)ってから今日(きょう)まで、どれだけの時間(じかん)を過(す)ぎたんだろう。彼女(かのじょ)はいつも近(ちか)くにいた。気持(きもち)ちを伝(つた)える時間(じかん)は無限(むげん)のようにあった。だから、告白(こくはく)する最高(さいこう)の瞬間(しゅんかん)をずっと探(さが)してしまったのかもしれない。
結(jié)婚相手(けっこんあいて)は一番(いちばん)好(す)きな人(ひと)ではなく、二番目(にばんめい)に好(す)きな人(ひと)を選(えら)んだほうがいい、としたり顏(かお)で口(くち)にする者(もの)がいるそうだが、付(つ)き合(あ)ったら人生(じんせい)で二番目(にばんめい)に好(す)きかどうかなんて分(わ)かる人がいるんだろうか。でも、一つだけ確(たし)かなことがある。人生(じんせい)で一番(いちばん)好(す)きな相手(あいて)を失(うしな)おうとするまさにその瞬間(しゅんかん)にこの人(ひと)だったと気(き)づくのである。
《みちのく》: /read.php?tid=184以下為部分內(nèi)容,全文請進入鏈接觀看: みちのくのしのぶもぢずりたれ故に亂れそめにし我ならなくに” 『小倉百人一首』に采られて名高い河原左大臣源融(みなもとのとおる)の歌である。
「みちのくのしのぶもじずりのように、身も心もよじれて亂れている。誰のために?私のせいではない、ほかならぬあなたのせいで」の意だが、問題は“みちのくのしのぶもじずり”。
これは「亂れ」の序詞となっていて、“しのぶもじずり”が何を指すのかは古來、諸説あって不明だが、ねじれ模様の衣のことだと思えばいい。 じゃあ“みちのく”は?。
(イナバの白ウサギ) オオクニヌシのたくさんの兄弟の神さまたちはみな、イナバ(因幡=現(xiàn)在の鳥取県東部)に住むたいへん美しいと評判のヤガミヒメ(八上比売)と結(jié)婚したがっていて、いっしょに連れ立ってイナバへ行った時に、この神さまたちは、オオクニヌシにたくさんの荷物の袋を背負わせ、家來(けらい)のようにして連れて行きました。
やがて、気多の岬(けたのみさき=鳥取県気多郡の日本海に突き出た岬)に著きましたが、そこに毛の全くない裸のウサギがふせって泣いておりました。そこで、神さまたちは、こう言いました。
「これ、そこのウサギ! 體が痛いのなら、海の水を浴びてから、風(fēng)に吹かれて、高い山の上で寢ているのがいいぞ?!?それでウサギは、神さまたちに言われたとおりにして寢ていると、海の水の塩が乾いてくるたびに、吹く風(fēng)が皮膚に刺ささるように痛み出しましたので、泣いて寢ていたところ、最后に通りかかったオオクニヌシがその姿を見つけて言いました。
「なぜ、おまえは、そこで泣いているんだい?!埂袱悉?、わたしは、隠岐の島(おきのしま=島根県に屬する日本海の島)に住んでおりました。
このイナバの地に渡って來たかったのですが、渡る方法がなかったので、海のサメをだまして、こう言ったのです。『おれとおまえで、どっちの仲間が多いかを數(shù)えて、競爭しようじゃないか。
で、おまえは、自分の仲間をすべて連れて來て、この島から気多の岬まで、一列に并ばせてみてくれ。そしたら、おれは、その上を踏んで走りながら數(shù)を數(shù)えよう。
これで、どっちの仲間が多いかわかるだろう?!护长Δ筏啤ⅴ单幛郡沥颏坤蓼筏坪¥紊悉艘涣肖瞬ⅳ肖护?、わたしはその上を數(shù)えながら走って來ましたが、この地に下りようとした一歩手前で、うかつにもこう言ってしまったのです。
『へっ、へ。バカなサメども。
お前らはだまされたんだよ?!护工毪?、一番最后に伏せていたサメが、わたしをつかまえて、わたしの毛を剝(は)いでしまったのです。
それで困って泣いていたところ、先ほど通りかかった神さまたちが、海水を浴びて、風(fēng)邪に吹かれて寢ていろと教えてくださったので、そのとおりにしていたら、わたしの全身が傷ついてしまったのです。」 そこで、オオクニヌシは、そのウサギにこう教えてあげました。
「今すぐに、あの河口に行って、河の水で(※つまり真水で)體を洗いなさい。それから、その河口に生えている蒲(がま=ガマ科の多年草)の花を采って來て、その黃色い花粉をまき散らして、その上をゴロゴロと転がりなさい。
そうすれは、あなたの體中の膚(はだ)が治るでしょう?!?こうして、ウサギが言われたとおりにしたところ、すっかり元どおりに治りました。
これを「イナバの白ウサギ」と申します。今の人たちは、これを「ウサギ神」とも言っています。
このウサギは、オオクニヌシノミコトにこう申し上げました?!福à铯郡筏颏坤蓼筏浚─ⅳ未髣荬紊瘠丹蓼郡沥稀ⅳ蓼沥い胜浈撺谣幛冉Y(jié)婚できないでしょう。
家來のように袋をしょっていますが、あなたこそヤガミヒメと結(jié)婚できるお方です?!梗ㄌ欷螏r戶) そこで、スサノオノミコトは、得意げに言いました。
「わたしの心が清らかだったので、女の子が生まれたのです。これで、わたしの勝ちですね。
」スサノオノミコトは、勝った勢いにまかせて、次々と亂暴をはたらきました。アマテラスオオミカミが作っていた田の畔(あぜ)を踏みつぶし、溝を埋め、大嘗祭を行う神殿に、何と「うんこ」をし散らかしたのです。
しかし、アマテラスオオミカミは、「糞(くそ)のような汚いものは、きっと酒に酔って戻してしまったのでしょう。田んぼの畔をこわし、溝を埋めたのは、その土地を再生させようとしたのでしょう。
すべて、わたしのかわいい弟がやったことです?!工取ⅳ饯欷颏筏盲郡辘护氦?、むしろ弟をかばうようにおっしゃいました。
しかし、スサノオノミコトの亂暴は、止まることはありませんでした。 ある日、アマテラスオオミカミは、神圣な機織場(はたおりば)で、神様のお著物を織らせている時に、スサノオノミコトは、斑(まだら)模様の馬の皮をはいで、その死體を機織場の天上に穴をあけて投げ込んだのです。
それに驚いた機織りの娘は、機織りで橫糸を通すための道具板で、女陰をついて死んでしまいました。これには、さすがのアマテラスオオミカミも恐ろしくなって、天の巖屋戶(とびらが大きな巖で作られた洞窟)の中に隠れてしまわれました。
そんなわけで、高天原(たかまがはら=アマテラスオオミカミが支配する天の國)も真っ暗になり、葦原の中國(あしはらのなかつくに=高天原と黃泉の國の中間、すなわち地上の世界)も闇につつまれました。永遠の夜になってしまったのです。
多くの神々が騒ぎだし、その聲はハエのようにたくさん増えていき、あ らゆる禍い(わざわい)が起きました。 そこで、八百萬(やおよろず=たくさ。
ボートの二人(ふたり)
海外旅行(かいがいりょこう)をしている若(わか)い戀人同士(こいびとどうし)。メキシコの、とある海岸(かいがん)で日光浴(にっこうよく)をしているとき、?。à沥ぃ─丹圣堠`トを見(み)つけた。二人(ふたり)は、どちらからともなく、乗(の)ろうと言(い)いだした。
ボートを漕(こ)ぐのは男(おとこ)。女(おんな)は水著(みずぎ)の上(うえ)にヨットパーカーを羽織(はお)り、右手(みぎて)だけを海(うみ)に入(い)れている。
「ずいぶん沖(おき)まで來(き)ちゃったわね。大丈夫(だいじょうふ)?」女(おんな)が言(い)う。
「大丈夫(だいじょうふ)さ。また漕(こ)いで戻(もど)ればいい」真(ま)っ黒(くろ)に日焼(ひや)けした厚(あつ)い胸(むね)の男(おとこ)が言(い)う。
女(おんな)は男(おとこ)を頼(たの)もしいと思(おも)った。頼(たのま)れる人(ひと)と信(しん)じていた。そんな思(おも)いが、こんな言葉(ことば)を言(い)わせたのかもしれない。
「ねえ、もし今(いま)このボートが沈(しず)んだら、私(わたし)たち、どうなっちゃうのかしら。実(じつ)は私(わたし)、泳(およ)げないのよ」
「大丈夫(だいじょうふ)さ」男(おとこ)は、ほほ笑(え)みながら言(い)った?!袱长σ姡à撸─à皮馄停à埭─?、學(xué)生時代(がくせいじだい)、平泳(ひらおよ)ぎの選手(せんしゅ)だったんだ。ボートが沈(しず)んだら、君(きみ)を助(たす)けてあげるさ」
「まあ、うれしい。さすがね」
それからしばらくの間(あいだ)、二人(ふたり)とも無言(むごん)だった。男(おとこ)はゴロリと橫(よこ)になり、灼熱(しゃくねつ)の太陽(たいよう)に全身(ぜんしん)をさらしている。どれくらい時間(じかん)がたっただろう。女(おんな)が突然(とつぜん)、海(うみ)に飛(と)び込(こ)んだ。
「た、助(たす)けてー」女(おんな)が海面(かいめん)で両腕(りょううで)を激(はげ)しく動(うご)かす?!袱福à亭─?、助(たす)けて」
女(おんな)の悲鳴(ひめい)は続(つづ)く。しかし男(おとこ)は平然(へいぜん)とボートに乗(の)ったままだった。そのうち女(おんな)は、どこからか流(なが)れてきた丸太(まるた)にしがみついた。ボートの男(おとこ)を見(み)ながら言(い)う。
「ひどい人(ひと)ね。私(わたし)が溺(おぼ)れたら助(たす)けてくれるって言(い)ったじゃないの」
「仆(ぼく)は、ボートが沈(しず)んだら助(たす)けてあげるって言(い)ったんだ」
「そ、そんな……。私(わたし)は泳(およ)げないのよ。なのに放(ほう)っておくなんてひどいわ」
「泳(およ)げないのにどうして飛(と)び込(こ)んだんだい。君(きみ)は、仆(ぼく)の気持(きも)ちを試(ためし)そうとしたんだね。悪(わる)い人(ひと)だな」
男(おとこ)は、いたずらっぽく笑(わら)う。女(おんな)は反論(はんろん)した。
「違(ちが)うわ。あなたの気持(きも)ちを試(ため)すだなんて、そんなひどいことはしない……」
「だったら、どうして自分(じぶん)から飛(と)び込(こ)んだんだい?」
「だって……」
「だって、どうしたんだい」
「だって、ボートの中(なか)に大(おお)きなサソリがいるんですもの。それって、一刺(いちさ)しで人(ひと)を死(し)なせちゃうっていう毒(どく)を持(も)ってるサソリでしょ」
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